最新SEO対策ジャーナル第57号|SEOやさん特集|業界リーダーをピックアップして掲載

SEOやさんのSEO対策最終編

 

こんにちはSEOやさんです。

 

今回はこれまでのSEO家さんのSEO対策解説の最終編となります。

 

是非今後のSEO対策に役立てていただければ幸いです。なお当SEO家さんシリーズの

 

執筆にあたり、Gyro-n【ジャイロン】様の文献から多数引用させていただきました。

 

この場をお借りしてGyro-n様に感謝の意を申しあげます。

 

 

SEOとは検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の頭文字を取った略称です。

 

ユーザーに価値あるコンテンツを提供し、優良な被リンクを集めたり(外部施策)、

 

適正に検索エンジンにページ内容が評価されるよう技術的にWebページを最適化したり

 

(内部施策)することでGoogleやYahoo! などの検索エンジンでキーワード検索した場合

 

に上位に表示されるようにすることを意味します。

 

ここで補足ですが、GoogleやYahoo! などの検索エンジンと記しましたが、

 

検索エンジンは日本においては、GoogleとYahoo!の2つの検索エンジンでほぼ9割のシェア

 

を占めており、Googleが約70%、Yahoo!が約20%、Bingが約9%となっています。

 

つまり、SEO対策 = Google対策と考えても過言ではないと思います。

 

自然検索(Organic Search)からの閲覧は特定のキーワードの検索から目的の情報を探し、

 

お客様がサービスや商品や探してウェブサイトへ訪れるケースが多いため、成果に繋がり

 

やすい傾向にありるといえます。

 

このように購買意欲の高い、良質のユーザーの獲得が見込めるため、SEOの成功は、Webプロ

 

モーションの成功の大きなカギを握っているといえます。

 

SEOやさん的にはこの自然検索(Organic Search)からの閲覧こそが成果に繋がりやすい傾向に

 

ありるということに着目しています。

 

またSEOやさんが考えるSEOの目的は、ウェブページを検索上位に表示させることではありません。

 

検索上位に表示させることは、Web集客のための一つの入口に過ぎず、最終的にはWebサイトの

 

最終目標となる顧客獲得の達成に繋がることで初めてSEOが成功していると考えます。

 

ですので、SEOやさん的には検索から流入した閲覧者が、どのような目的でサイトを閲覧して

 

いるかを読み取り、ユーザーニーズを満たすコンテンツの作成や(内部コンテンツの充実)、

 

目的ページへの遷移しやすい構成、ナビゲーション配置など、緻密にサイトを設計する必要も

 

大事だと考えています。

 

何事にもメリットとデメリットはありますがSEOに関しても同じことが言えると思いまが、

 

SEOやさん的にはSEOに関しては「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の精神で、是非積極的な

 

SEOこそが中長期的に安定した集客が可能な最良の策であるとお勧めします。

 

最後にSEOのメリットとSEOのデメリットを記載ましたので参考にしてください。

 

○SEOのメリット

 

・広告とは異なるため、コストが抑えられる、または無料で行うことができる

 

・検索結果でランキング上位に表示されると中長期的に安定した集客が低コストで見込める

 

・検索行動からの集客によるため、成果に結びつきやすい、コンバージョン率が高いユーザー

 

 の流入が得られる

 

・上位表示されることにより高いブランディング効果を得られる

 

 

●SEOのデメリット

 

・SEO対策を行っても、効果が現れるまでに時間が掛かる、即効性に欠ける

 

・1ページに対し1テーマが基本なので、緻密に行うにはコンテンツ作成など人的コストがかかる

 

・キーワードによっては上位表示の難易度が高く、非常に難しい場合がある

 

・検索エンジン側のアップデートやアルゴリズム変更により順位が左右される

 

 

SEOには、良質なコンテンツを作成後に行う対策として、大きく内部と外部の2つの施策が

 

あります。

 

内部対策とは、Webページの内容を検索エンジン(Google)にしっかりクロール、

 

インデックスしてもらい、テーマ性を正しく評価してもらう施策のことをいいます。

 

外部対策とは、他のサイトから被リンクを受け、クロールの促進や第三者からの評価を

 

得るための施策です。

 

SEOにおいては、基本的に特に内部対策(内部コンテンツの充実)が重要であり、

 

外部対策(=被リンク獲得)は自社ではコントロールしづらい施策です。

 

SEOやさん的にはWebサイトへの集客は、SEOだけとは限らないと考え、次の項目も重要視します。

 

アフィリエイト、記事広告などの広告による集客、マーケティング手法としてリスティング

 

などの検索連動型広告やフィードを利用したデータフィード広告、マーケティング手法として、

 

リスティングなどの検索連動型広告やフィードを利用したデータフィード広告、などの集客手法を

 

ターゲットユーザーを見極めながらこれらの手法とSEOをうまく組み合わせて、効率よく集客して

 

いくことが大切だということです。

 

外部リンクなどに頼る方式は、SEO業者さんは「大丈夫です!」などと言いつつ、実はペナルティの

 

危険性が大きく、いったん失敗すると順位回復の補償すら無いというのが実情で、不自然な被リンク

 

獲得に対してのパンダ・ペンギンアップデートのようなペナルティ再来」を真剣に考える必要もあり

 

注意が必要です。

 

安易な外部リンクなどに頼る方式より内部コンテンツの充実のほうが安心、安全なSEO対策といえます。

 

 

またSEOやさんはGoogleの考え方を知ることが重要と考えます。

 

検索結果に上位表示したいと思っているページは、果たしてそのキーワードで検索をしたユーザー

 

にとって本当に価値のあるものなのか?

 

検索結果の上位に表示されているページを全てチェックしてみてください。

 

現時点でGoogleが考える「ユーザーにとって価値のあるページ」が上位に表示されているはずです。

 

その順位へ近づけるためには、自サイトのページをそれ以上に価値のある、独自性の高い、高品質な

 

コンテンツにしていく必要があるのです。

 

Googleの検索品質評価ガイドラインでは「E-A-T」の重要性が述べられていますので参考にしてください。

 

 

 

Googleが最重要視する3つの評価基準(E-A-T)

 

?Expertise(専門性)

 

?Authoritativeness(権威性)

 

?Trustworthiness(信頼性)

 

 

Googleは、会社の理念として、10個の理念を掲げています。

 

これらの要素は、Googleがどのように世の中を考えているのかを理解する上でも重要であり、SEOを行う

 

上でも大切な考え方だと考えられます。

 

1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

 

2.1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

 

3.遅いより速いほうがいい。

 

4.ウェブ上の民主主義は機能します。

 

5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

 

6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。

 

7.世の中にはまだまだ情報があふれている。

 

8.情報のニーズはすべての国境を越える。

 

9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。

 

10.「すばらしい」では足りない。

 

またこれらの考え方は次のように集約ことができます

 

?コンテンツは、何よりもユーザー目線(ユーザーファーストであるべき)

 

?専門性・独自性を高め、網羅する(質の高いコンテンツ)

 

?ページスピードを上げる(ユーザビリティの重要性)

 

?人気のあるページは評価が高い(被リンクの重要性)

 

?検索行動は様々な状況で行われる(検索意図の重要性)

 

 

いかがですか、これらの内容をしっかり押さえ、高品質な価値あるコンテンツを作成して、

 

多くの人から紹介されることにより、自然とGoogle検索エンジンからの評価が上がり、ユーザーに提供すべき

 

価値のあるページとして、検索上位に表示されるようになっていくはずです。

 

 

○SEO対策ワードについて

 

具体的なSEO施策を行う前に、検索キーワードについて理解しておく必要があり、キーワード選定は、

 

SEOを始める前の一番重要な作業です。

 

キーワードには、なんとなく集客できそうなものを選んでしまいがちですが、ユーザーの検索状況や

 

意図を踏まえ、ニーズのあるワードなのか、それがコンテンツとマッチしたキーワードであるのかを

 

精査する必要があります。

 

SEO対策ワードは、1つのページに対し1ワードが基本です。

 

とかく1つのページから多くのキーワードで検索上位をとり、幅広く流入させたいという気持ちに

 

なってしまいがちですが、無理に様々なキーワードに対応した要素を1ページに詰め込むと却って

 

キーワードテーマがぼやけてしまうため検索エンジンからの評価が上がらず、どのキーワードでも

 

検索順位アップが見込めない結果となってしまいます。ですので1つのページに対してSEO対策ワードは

 

1ワードが基本、をお忘れなく。

 

 

○検索キーワードについて

 

キーワード選定の流れは、まず候補となるキーワードをできるだけ多く書き出し、その検索ボリュームを

 

チェックするところから始めたほうがよいでしょう。

 

候補となるキーワードがなかなか出てこない場合は、Googleのキーワードサジェスト機能を利用して

 

洗い出すのも有効な手段といえます。

 

検索ボリュームの確認は、Googleが提供しているキーワードプランナーで行うことをお勧めします。

 

検索ニーズの高いキーワードは競合性が高く、上位表示が困難な場合がありますので、競合性があまり

 

高くなく、検索ボリュームがほどほどにあるキーワードが狙い目です。

 

SEO家さんとしても競合性があまり高くないところで勝負したほうがよいと考えます。

 

それと、より検索意図、目的が明確になるように、キーワードを細分化(2種類以上の掛け合わせ)し、

 

テールワードにすることで上位表示を狙いやすくなります。

 

 

○キーワードの検索クエリについて

 

Googleの検索アルゴリズムが進化するにつれて、コンテンツと検索意図との関係がますます重要視されて

 

きています。 検索意図を知る上で、「検索クエリタイプ」をある程度理解しておくことが必要です。

 

キーワードには大きく次の3種類のタイプがります。

 

・Doクエリはユーザーが何らかのアクション(会員登録、商品購入、資料請求、ダウンロード等、)を

 

 行うために利用するキーワードです。直接コンバージョンに繋がりやすいキーワード群と言えます。

 

 トランザクショナルクエリ(取引型)とも呼ばれます。

 

・Knowクエリはユーザーが何らの問題に対してノウハウ、知識や方法、などの情報を集めるために利用する

 

 キーワードです。インフォメーショナルクエリ(情報型)とも呼ばれます。コンテンツマーケティング、

 

 コンテンツSEO、で重要視されるキーワード群です。

 

・Goクエリはユーザーが特定のブランドやウェブサイトを見つけるために利用するキーワードです。

 

 ナビゲーショナルクエリ(案内型)とも呼ばれます。

 

 

○コンテンツの品質と量について

 

Googleは専門性の高い内容を評価する傾向にあります。Google検索上位にあるウェブサイトには、独自の

 

切り口で深く掘り下げた内容で、キーワードテーマに関するトピックスを網羅したコンテンツが多くあると

 

いえます。またコンテンツ量(文字数)は、統計的にみて多い方が上位表示に有利であり、SEO家さんは

 

コンテンツ量(文字数)を最重要視しており、一番力点を置くべき項目をとらえます。

 

しかし、たとえコンテンツ量があっても、内容のない、闇雲に文字数が多いだけでは意味がありません。

 

コンテンツの品質は保ちつつも、ユーザーにとって満足のいく内容(問題が解決できる、新しい情報を

 

得られる、専門性の高い知識を得られる等)でなければなりません。

 

これといって具体的な文字数の正しい答えはありませんが、800〜1,000文字程度あれば低品質なものにはならず、

 

十分内容の濃いコンテンツであると認識されやすくなるといえます。

 

SEO家さんは比較的難易度の高いキーワードでも2,000〜4,000文字程度のコンテンツが順位アップに

 

つながると考えます。できるだけそのキーワードで検索するユーザーに必要と思われるトピックスを網羅し、

 

充分なコンテンツ量を確保するよう努力してください。

 

 

○ページタイトルを最適化について

 

ページタイトル(<title>タグ)はSEOにおいて最重要ポイントであり、対策キーワードを必ず含め、全角35文字程度

 

、Googleの場合は30文字程度で、できるだけ簡潔に記述する必要があると考えます。

 

スマートフォンでは検索結果に表示される文字数がかなり省略されます。(全角約20文字程度)そのため、重要な

 

ワードや伝えたいポイントはできるだけ前方に配置し、省略されても内容が理解できるように工夫する必要があると

 

いえます。

 

 

○h1タグの重要性について

 

タイトルと同様、h1タグもGoogleがページを評価する大切なポイントとなります。できるだけ対策キーワードを

 

含める必要があります。また、h1は1ページに対して一つだけ使用したほうがよいです

 

定型文(テンプレート)のあとに、h1タグからメインコンテンツを始める形式は、Googleにどこからメインコンテンツが

 

始まるかを伝える助けになるとみられています。

 

その他のhxタグ(h2〜h6)も同様といえますが、テールワードであれば、できるだけhxタグにはキーワードや、

 

それに関連する語句を入れておくことでサイトのテーマ性の強調・統一に役立つと考えられます。

 

hxタグの順番は、文章構造を守って、正しく使ってください。これはGoogleがページをクロール・インデックスする際に、

 

正しくページ内容を読み取ることに繋がります。

 

 

○metaタグの注意点について

 

meta description(メタ ディスクリプション)には、検索ユーザーに検索結果ページの内容がどのようなものかを

 

Googleに端的に伝える役割のほか、ページ内容を判断する手助けとなる役割があります。

 

ページへの流入を増加させる(CTRを上げる)ために、競合・上位ページと比較し、文字数は80〜120くらいで、

 

ユーザーから見て魅力ある素晴らしい内容にしてください。

 

metaタグもページタイトルと同様に、スマートフォン検索結果画面では50文字程度までしか表示されません。

 

そのため、メタ ディスクリプションも重要な単語やポイントはできるだけ最初に方に書きましょう。

 

現在descriptionの文字数が変更されておりmeta descriptionの文字数はPC版では最大120文字程度だったのですが、

 

最大250文字程度まで、スマホ版では最大100文字程度まで文字数が増加されています。

 

過去に120文字程度で記載しているmeta descriptionでも、自動的に最大文字数まで検索結果に表示されている場合も

 

あるのですが、できれば過去のmeta descriptionを見直し、文字数を増やしたほうがよいといえます。

 

○meta keywords(メタ キーワード)について

 

現在Googleはページの評価指標にmeta keywordsを利用していません。ですので、記載が無くても問題ありません。

 

また、無駄なHTMLソースを削減するメリットとして、あえて記載しないという判断をとっても問題ありません。

 

 

 

引用元:https://www.gyro-n.com/seo/hack/seo-point/#purpose-seo

 
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